研究ハイライト

授乳中の母親は青魚・白身魚を積極的に摂取するべき ~乳幼児の脳の発達に重要なドコサヘキサエン酸の血清レベルを上げられる~

東京慈恵会医科大学分子疫学研究部浦島充佳教授らは、授乳中の母親から詳細な食習慣を調査し、離乳食開始前の乳児で24種脂肪酸の血清レベルとの関係を解析しました。その結果、母親が青魚、白身魚を摂取する頻度が多ければ多い程、それに比例して乳幼児の脳の発達に重要なドコサヘキサエン酸(DHA)の血清レベルも上昇することが判りました。一方、粉ミルクにはDHAが添加されているにもかかわらずその効果は母乳に劣るものでした。
発表資料

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