新型コロナウイルス感染症流行期における患者さんのご紹介について

新型コロナウイルス感染症流行期における患者さんのご紹介について（第2報 2020/06/10 更新）

医療機関・療養施設管理者各位

新型コロナウイルス感染症の流行が減少傾向にあるものの、第 2 波の予防対策など皆様方におかれましても、日々、ご多忙な毎日のこととお察し申し上げます。

当院におきましても、患者さんの安全を確保するべく、発熱/かぜ症状を伴う方、感染が疑われる方につきましては、引き続き区分診療を実施しております。

こうした交差感染防止策を継続しつつ、5 月 25 日の緊急事態宣言の解除に伴い、徐々に診療制限の緩和を行ってまいります。
つきましては、不急のご紹介はお控え頂くようお願いしておりましたが、下記をご参照のうえ、あらためて患者さんのご紹介をいただければと存じます。

〈診療・手術制限の緩和について〉

診療制限の緩和について
下記診療・検査項目を除き、全科で初診、再診につきまして徐々に通常診療へ戻して参ります。
1. 結核で入院が必要な患者
2. 精神神経科の森田療法で入院が必要な患者
3. 産婦人科の不妊外来患者
4. 検査（電気眼振検査、呼吸機能検査、脳波検査、神経電導度検査、エルゴメーター検査）
手術制限の緩和について
通常の 50％程度に制限しておりました待機手術を制限前の 75％まで施行可能といたします。ただし、歯科口腔外科に関しましては一部制限を継続いたします。
なお、流行期の麻酔科管理待機手術例は、原則として術前に胸部 CT 撮影、SARS-CoV-2-PCR 検査を実施し、手術患者さんの更に一層の安全確保に努めて参ります。

〈新型コロナウイルス感染症の PCR 検査について〉

下記の場合には、保健所へ PCR 検査を要請致しております。
医療機関または保健所を介してご紹介いただいた方のうち、

※新型コロナウイルス感染症の初期症状として鑑別のための PCR 検査は当院では実施できません。

引き続き、地域の医療体制を維持するため、皆様方のご協力をお願い申し上げます。

東京慈恵会医科大学附属第三病院
院長

慈恵医大第三病院の診療について

診療科名	初診	再診	手術	現在中止している診療（診療については適宜再開予定、お問い合わせください）
消化器･肝臓内科	○	○	○
脳神経内科	○	○	-
腎臓・高血圧内科	○	○	○
循環器内科	○	○	○
糖尿病・代謝・内分泌内科	○	○	-
腫瘍･血液内科	○	○	-
呼吸器内科	○	○	-	結核病棟
総合診療部	○	○	-
精神神経科	○	○	-	森田療法センター（入院）
小児科	○	○	○
皮膚科	○	○	○
外科	○	○	○
整形外科	○	○	○
脳神経外科	○	○	○
形成外科	○	○	○
産婦人科	○	○	○	不妊外来
泌尿器科	○	○	○
眼科	○	○	○
耳鼻咽喉・頭頸部外科	○	○	○	電気眼振検査
リハビリテーション科	○	○	-
歯科（歯科口腔外科）	○	○	○
内視鏡部	○	○	○
放射線部	○	○	-
中央検査部	○	○	-	呼吸機能検査・脳波検査・神経伝導速度検査・エルゴメーター検査