診療科・部門

小児科:特色と基本方針

小児科

東京慈恵会医科大学小児科学講座は1922年に創設され、現在、約150名の医局員、約500名の同窓会会員が在籍する歴史ある日本でも有数の小児科学講座です。

本院、第三病院、青戸病院、柏病院の4つの大学附属病院と13の関連病院を有しています。特に本院の小児科は、総合母子健康医療センターの中の1診療科としても機能しております。

慈恵医大小児科の臨床における基本理念はプライマリーケアを軸にした包括的小児医療です。本院の小児科では遺伝性疾患、循環器疾患、悪性腫瘍、新生児医療を4本柱とした高度先進医療を中心に、先天代謝異常症、アレルギー疾患、神経疾患、内分泌疾患、膠原病、消化器・肝臓病疾患、腎疾患、小児精神と全ての小児科疾患領域を網羅する専門外来を兼ね備え、日々外来・入院診療に携わっております。更に小児外科、小児脳神経外科、小児心臓外科、形成外科、泌尿器科、整形外科、耳鼻科、眼科などの外科系スタッフとの協力体制を基礎においた小児包括医療、そして臨床心理士との連携のもとにこころの医療も行っています。