診療科・部門

小児脳神経外科

「東京慈恵会医科大学附属病院 総合母子健康医療センター 小児脳神経外科部門」は全国の大学に先駆けて設立された、小児脳神経外科に専門特化した大学病院附属の臨床部門であり、これまで多くの患児達を診させて頂いてきました。

 

「我が子が病気を持って生まれてくる。我が子が病気になる。」ことをすぐに受け入れることができる親はこの世に存在しません。それが何らかの障害を持つ可能性がある中枢神経系の病気である場合は尚更です。そんなご両親・ご家族の思いを受け止め、こども達の成長と共に歩んで行くのが、我々小児脳神経外科であり総合母子健康医療センターです。

我々小児脳神経外科による外科的治療は、患児の成長や発達を考えると最初の取り組みが非常に大切になります。外科的治療を行うことは「病を治す」もしくは「正常に近づける」ことに他なりませんが、それだけでは「患児を治す」ことにはなりません。患児達には治療後の人生があり、彼らを囲むご家族の思いや関わりがあります。そのために当部門では、小児科・産科婦人科・小児外科・形成外科・小児泌尿器科・整形外科・脳神経外科・脳血管内治療部などの関連各科と協力し、更に看護師や臨床心理士などのコメディカルも含めて全人的医療を実践すべく総合的なチーム医療を行い、責任を持って治療にあたるよう心がけています。

特色と基本方針

診療スタッフ紹介

診療内容・診療実績