葛飾医療センター紹介

葛飾医療センター事務部長より

 葛飾医療センターでは、本学の理念「病気を診ずして病人を診よ」に共感し、患者さん志向でチーム医療を実践できる「人財」を求めています。病床数365床、教職員数800人と附属病院の中では小規模ですが、反面様々な職種や部門間のコミュニケーションと相互理解が深まり、顔の見える連携が伝統的な強みです。情報システムは、最新の電子カルテを導入し情報の一元化と共有化により医療安全の推進と業務効率化に寄与しています。そしてデータベースを活用しマーケティングや経営分析などに役立てています。事務管理部門は5階の1フロアに機能的に集約され、アメニティも充実しており機動的で働きやすい職場環境を実現しました。
 葛飾医療センターでは事務員のマネジメント力を高め、エンプロイ・アビリテイある「人財」の育成に注力しています。



葛飾医療センターの概要

 葛飾医療センターは、2012年1月に名称も新たにリニューアルオープンした病院です。「地域と共生し進化・成長し続ける病院」をコンセプトに、区東北部保健医療圏の地域中核病院として総合診療と救急医療の実践を通して貢献するとともに、大学病院として生涯教育にも注力しています。講堂や会議室、メディアセンターなど設備を拡充し教職員だけでなく同窓や連携登録医、地域住民の方々など幅広く参加できるオープンシステムが特徴です。
 また、最先端の手術室や集中治療室、外来化学療法センターなどを完備し急性期・先進医療にも対応します。エクステリアは中川に浮かぶ客船をイメージし、病棟や外来も円形窓や飴色を配すなどデザイン性のあるインテリアです。葛飾医療センターは名実ともにランドマークとなれるよう質の高い医療を提供しています。



葛飾医療センターの特色について

(1)ハード面ソフト面でも働きやすい環境
2012年1月に新しい病院としてリニューアルした葛飾医療センターは、その建て替えにあたり全ての職種の意見を集約して働きやすい環境を自分たちで考えつくられた病院です。
例えば5階事務室は1フロアに事務管理部門(業務課・管理課)があり、その周りを囲むように病院幹部の部屋が配置され、風通しの良い環境がハード面でも実現されています。医局も総合医局として、すべての診療科の医師が大きい1フロアにデスクを置き、お互いの垣根が低く、仕事がしやすい環境です。ソフト面では、アットホームな雰囲気があり自然とお互いが協力し合う組織風土があるのが特色です。

5階事務室(管理課・業務課)

(2)PFM(Patient Flow Management)の推進
葛飾医療センターでは、PFM(Patient Flow Management)という入院に関する業務を集約化し、切れ目のないケアを継続できる体制を整えています。入院前に患者さんの情報を評価し、関係部署がその情報を共有することで退院までのスムーズな医療・看護の提供を可能にしています。退院後の介護保険や各種社会資源の利用についても、早い段階からの準備ができるようになっています。このPFMは全国の医療機関等からの見学者が来訪されており、当院の特色のひとつとなっています。

入退院医療連携センター(患者さん説明ブース・事務室)


採用情報 就職説明会 採用試験 FAQ