東京慈恵会医科大学附属病院 放射線部 附属病院

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CT

■CT(Computed Tomography) : コンピュータ断層撮影

X線を利用して、身体の断面を画像化します。当院ではSIEMENS社製 DefinitionFlashを導入しています。
このCTは、1つのCT装置内に2つのX線管を搭載しており、その2つを組み合わせて使用することで、従来のCT装置よりも短時間で広範囲の撮影が可能となります。呼吸などによる体の動きにも対応が可能であり、放射線被ばくの低減や使用造影剤量を減らすことができます。 また、2つのX線管よりそれぞれエネルギーの異なる放射線を発生させることで、従来のCT検査では得られなかった人体内の情報を画像化することが可能になり、形態情報のみならず、その性状を画像化できるのではないかと期待されています。

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DefinitionFlash
■CT検査の特徴

痛みがなく短い時間で検査が終了します。頭の検査で撮影時間は10〜20秒。心臓・胸部・腹部の検査では10〜30秒と短時間で終了します。撮影中の音や圧迫感はほとんど感じません。撮影は寝台が動いている間に行っています。人体を細かく撮影しますので、その間は身体を動かさないように注意してください(※写真撮影と同じように考えてください)。呼吸を止める指示があった場合は呼吸を止めてください。検査部位に金属物があると画像に影響を与えてしまうので外していただきます。
また得られた画像はコンピュータによって画像処理され、診断に必要な色々な画像が作られます。
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Aquilion PRIME
■特殊検査や画像処理

CTA(Computed Tomography Angiography)
→ 血管(Angiography)の動脈・静脈を撮影します。

DIC-CT(Drip Infusion Cholangiography CT)
→ 胆嚢(Gallbladder)に集まる造影剤を、1時間ぐらいかけて静脈点滴で注射し、その後にCTを撮影します。

ダイナミックCT(DynamicCT)
→ 造影剤を用い、短時間で同じ部位を繰り返し(動態的にDynamic)撮影し、経時的変化を観察します(詳しい臓器の状態を把握するために行います)。

HRCT(High Resolution CT)
→ 高分解能CTの略。主に、肺の検査など小さい病気を診断するために撮影されます。

VR(Volume Rendering)
→ 人体を細かく撮影し、コンピュータで立体画像を作りだします。

心臓CT
→ 小児心奇形から冠状動脈の狭窄まで様々な心臓検査を行っています。現在では冠状動脈の治療後の経過観察は心臓MDCTで経過観察する施設も多くなっています。 当院においても入院をせず当日検査で心臓の評価を行っています。

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心臓3D

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Dynamic CT

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VR画像

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VR画像
■造影剤とは?

CTで得られる画像にコントラストをつけるために用います。薬理作用はありませんが、普通のCT検査では見えないところも見えてきます。
CT検査で用いられる造影剤はヨード(海藻類やご飯にも微量に含まれています)造影剤を用います。造影剤は静脈から点滴や機械によって注入します。造影剤を注入する際、体が熱く感じますが撮影後に熱感はなくなります。安心して検査を受けてください。ごく稀に検査中や検査後に気分を悪くされる方がいますが、そのような場合は我慢せず、スタッフにお知らせください。また、帰宅後に変化があった場合は、24時間対応いたしますので必ずご連絡ください。水分制限がない方は水やお茶など水分を多めにとって下さい。
造影剤は腎臓の機能が通常の場合、24時間で約98%尿より排泄されます。
■CT検査での人体の影響?

CT検査では樟を用いて検査していますので、被ばくは免れません。一般的にCT検査では単純樟撮影の数十倍の樟を必要とします。ここで一番問題になるのは、被ばくと発がんの関係ですが、人体に影響が出るような大量な放射線を一度に浴びることは決してありません。また、CT検査が原因で発がんした臨床報告は全世界でありません。撮影は目的部位(検査部位)のみに樟が当てられますので、他の部位(検査以外の部位)にはほぼ影響はありません。実際に樟を出している時間は撮影中だけですので、検査室入室中ずっと樟をあてているわけではありません。安心してください。
CT撮影は担当医師が患者さんにCT検査が必要と判断した場合にだけ行われています。患者さんが検査の必要性や有益性を理解されたうえで検査する事が望まれますので、どんな些細な事でも担当医と相談して納得した上で検査を受けてください。特に女性の方で、妊娠の可能性があるような場合は必ず相談してください。他の検査で診断可能な場合もあります。
■被ばく低減について

被ばく低減を考慮し、撮影者は患者さんの体格(体重)・検査目的に応じた撮影条件を設定しています。また、最近の装置では被ばく量を少なく撮影できる機能(Caredose4DとAIDR3D)がCT装置に搭載されていますので、安心して検査を受けてください。
■当院での装置

装置台数:4台(MDCT:Multi Detector CT)マルチディテクターCT
※1スキャンで複数枚の撮影が可能で、短時間で広い範囲が撮影できます。

シーメンス Definition flash (7室)
シーメンス Definition AS+  (中央棟)
シーメンス Perspective (6室)
東芝メディカル Aquilion PRIME (13室)
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Definition AS+

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