ウィメンズクリニック(婦人科)
診療部長:岡本愛光
診療スタッフ | 診療フロア | |
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診療部長 | 岡本 愛光 | |
診療副部長 | 山田 恭輔 | |
診療医長 | 佐村 修、柳田 聡 | |
医師数 | 常勤30名、非常勤6名 |
詳細は東京慈恵会医科大学・産婦人科学講座ホームページをご覧下さい。
診療内容・専門分野
産婦人科全般について各々の専門医が高度な知識と技術をもって診療を担当しています。曜日によって初診の担当医(診療部長、副部長、医長)が決まっていますが、必要があれば各専門外来にて診療します。なお、2001年11月に総合母子健康医療センター(母子センター)が開設され、小児科(未熟児科)、小児外科を含め慈恵医大の総力を結集して母子の集中管理がより一層充実しました。
[腫瘍部門]
婦人科腫瘍部門は、頻度が高い子宮筋腫や卵巣嚢腫といった良性腫瘍だけでなく、婦人科悪性腫瘍も力を入れて臨床、研究を行っています。 子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌などの治療方針は、各々のガイドラインに基づき標準治療を施行していますが、新しい治療方法を安全かつ有効に開発、提供するために臨床試験への参加も積極的にお勧めしています。また、症例によっては妊孕性温存(妊娠の可能性を残す)治療も行っています。
[生殖・内分泌部門]
[周産期部門]
特色
産婦人科では腫瘍、生殖・内分泌、周産期部門に分かれて診療を行っています。
- 腫瘍部門ではエビデンスに基づいた最新の治療を実践するだけでなく、国内外の臨床試験、新薬治験に積極的に参加しています。
- 生殖・内分泌部門では不妊症、不育症の専門外来を設け、両専門外来が密に連携し、生児獲得を目指しています。
- 周産期部門では2001年に総合母子健康医療センターが開設され、ハイリスク妊娠管理、母体搬送の受け入れなど、より一層充実した周産期管理が可能となりました。
特殊検査・先進医療
- 婦人科癌治療に関する多施設共同臨床試験・新薬治験
- 卵巣癌に対する分子標的治療法の開発
- 卵巣癌および子宮内膜症における新規非侵襲診断法の確立
- 卵巣明細胞腺癌の造腫瘍性に関する新規non-coding RNAの探索と機能解析
- 子宮体癌、卵巣癌に対する化学療法認容性に関する検討
- 抗リン脂質抗体によるFGRの病態解明
- 産科合併症における抗リン脂質抗体および凝固因子異常の関与
- 切迫早産に対するカルシウム拮抗薬の安全性、有用性の検討
- 更年期障害の診断と治療のための新規バイオマーカー探索研究
患者数・症例数・生検数・手術数・治療成績等
外来患者数 | 約4,000人/月 |
病床 | 75床(婦人科45床、産科30床) |
分娩数 | 70件/月(800人/年) |
婦人科手術 (日帰り手術を除く) |
約700件/年(そのうち約20%が悪性腫瘍) |
専門外来
ウィメンズクリニック(婦人科)と母子センター外来で各々専門外来を開設しています。
[腫瘍部門]
- 婦人科腫瘍外来
- 更年期外来
- 遺伝カウンセリング外来
[生殖・内分泌部門]
[周産期部門]
救急・時間外診療の対応
夜間および休日も必ずスタッフが院内に2人常駐し、さらに待機医師がいつでも来院可能な状態にあります。分娩はもとより帝王切開や子宮外妊娠などの緊急手術にも常時対応できるような体制を整えております。