教員紹介
准教授 永吉 美智枝
助教 遠藤 里子
教育活動
小児看護学では、1年次は、子どもの成長発達・健康増進・権利擁護に関する知識と生活援助の方法について学びます。2年次以降は、健康障害の状況や経過に応じた子どもと家族の特徴から対象の全人的理解を深め、基礎的な看護の方法を理解するとともに発達段階に応じた看護技術の習得を目指します。また、日常的臨床場面での倫理的課題を考察し、子どもと家族の権利を尊重した看護の方法や共感的コミュニケーションの方法、家族とのパートナーシップ形成について学び、臨地実習に臨んでいます。地域の児童福祉施設や付属病院を活用した実習を通して、子どもの出生から成人移行期まで切れ目のない支援と多職種連携について学び、学生の看護実践力を高めます。
4年間の流れ
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1年次
小児看護学概論
看護対象論
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2年次
小児看護方法論Ⅰ
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3年次
小児看護方法論Ⅱ
看護過程Ⅲ(小児看護学)
小児看護学実習
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4年次
総合実習(小児FCC・地域連携看護コース)
看護研究
過去の卒業研究のテーマ
- 病気で子どもを亡くした親の経験と必要な看護支援に関する文献検討
- 入院中の子どもを取り巻く環境の現状と課題に関する文献検討 ―子どもの権利擁護の視点から―
- COVID-19感染拡大下における幼児期から学童期にある小児がん患児のきょうだいへの看護師による心理社会的支援と課題に関する質的記述的研究
- COVID-19 感染拡大下における先天性心疾患をもつ乳児の心理社会的発達とその母親の心理への影響に対する看護 〜面会制限中の長期入院に焦点をあてて〜
- 啼泣を制限される先天性心疾患をもつ乳児に対する基本的信頼感を獲得するための看護支援