教員紹介
教授 梶井 文子
准教授 中島 淑恵
講師 井本 由希子
助教 千吉良 綾子
教育活動
老年看護学では、教育・研究、そして実践活動を通じ、高齢者を対象とした健康増進や介護予防のための看護、急性的ケアが必要となった高齢者への看護、慢性疾患を生涯持ち続けながら生活する高齢者の生活の質を向上するための看護、エンドオブライフ期における尊厳や倫理的視座等の探求を行っています。高齢者クラブの方々との交流会や高齢者体験学習、コミュニケーションロールプレイや認知症VR演習を経て、病院、介護老人保健施設やグループホーム、特別養護老人ホームや看護小規模多機能型居宅介護事業所など地域の施設における実習を行い、対象理解と共に多職種連携や社会に位置づく看護の役割も学びます。4年次の選択実習(総合実習)では、さらに高齢者が地域で暮らしていくための継続看護について深め、看護研究ゼミでは、超高齢社会における関心テーマで卒業研究を行います。
4年間の流れ
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1年次
老年看護学概論
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2年次
老年看護方法論Ⅰ
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3年次
老年看護方法論Ⅱ
看護過程Ⅲ(老年看護学)
老年看護学実習Ⅰ
リハビリテーションケア論(選択)
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4年次
老年看護学実習Ⅱ
総合実習(継続看護コース)
看護研究
過去の卒業研究のテーマ
- 急性期病院の看護師が捉える COVID-19 による面会制限によって高齢入院患者とその家族にもたらされる影響と看護実践
- 高齢者が“語り”を通じ健康(身体面・心理面・社会面)の変化に適応していく様相 ― ナラティブ・アプローチに関する文献レビューから ―
- 新型コロナウイルス感染症流行下の医療機関と高齢者施設における高齢者の認知機能低下予防のための看護実践に関する文献検討
- 機能性尿失禁を有する高齢者に対するトイレで排泄するための排泄ケアに関する文献検討
- 介護保険施設における高齢者個人を尊重した看護実践の検討
- 施設入所高齢者の生活満足度と看護支援に関する文献検討
- 病棟看護師による入院治療を受ける認知症高齢者への退院支援に関する文献検討
- 透析導入期にある高齢患者の自己管理に向けた生活上の体験についての文献検討
- 脳血管障害高齢者のPEGと経口摂取の併用及び移行期間中の多職種支援と患者の心身の変化について
- 医療機関に入院中の高齢認知症患者に対する新型コロナウイルス感染症の影響と看護実践
- 急性期病棟に入院する認知症高齢者とその家族における生活の場への移行のための看護実践に関する文献検討