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循環器内科



2022年8月現在
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診療部長:小武海 公明

診療スタッフ 診療フロア
診療部長 小武海 公明
医師数 常勤10名、非常勤若干名

診療内容・専門分野


循環器内科とは、心臓と血管の疾患をみる診療科です。代表的な疾患は、心筋梗塞、狭心症などの虚血性心疾患、心不全、不整脈、弁膜症、動静脈疾患などです。柏病院循環器内科では、これらすべての循環器領域に対応することができます。
心疾患が単独で存在することは稀です。糖尿病や腎臓病が合併していたり、また、眼疾患や皮膚疾患をもともともっていることもあります。当院は、大学附属病院であり、すべての診療科の専門医にコンサルテーションを行うことができます。患者さんを、循環器内科だけでなく、他の診療科と連携して診療しています。 例えば急性心筋梗塞の患者さんの44%は入院中に他科の診療を受けています。


特色


  • 循環器疾患は疾患の特殊性から、早急な治療が必要な場合が多く、早期診断、早期治療を基本理念としています。
  • 循環器内科の病床数は35 床(CCU 6床、一般病棟29床)で、3次救急対応の重症心疾患治療体制が整っています。心臓カテーテル検査室、循環器病棟、CCU、ICU、手術室は同じフロアで近接しており、移動・連携が円滑です。
  • 特に虚血性心疾患の治療に力を入れています。循環器内科医が常駐するのに加え、24時間オンコール体制を取って冠動脈インターベンション(percutaneous coronary intervention、 PCI)に備えており、初診・再診を問わず、常時救急受け入れが可能です。
  • 心臓カテーテル検査や冠動脈インターベンションは大多数の症例で橈骨動脈(手首の動脈)から行い、術後の負担を軽減しています。
  • 心臓外科血管外科がありますので、インターベンションに固執することなく、手術必要症例に対しては速やかに対応することができます。毎週水曜日に心臓外科、血管外科、臨床工学部とハートチームカンファレンスを行っています。
  • 東葛北部地区唯一の大学附属病院として、29の診療科を備えており、心疾患以外の合併疾患にもそれぞれの専門科と連携して、集学的治療を行っています。例えば心筋梗塞の患者さんの44%は他科へのコンサルテーションを行っていました(2012-2014当科データ)。
  • 柏市のみならず、松戸市、野田市、流山市、我孫子市、取手市などの地域の病院や診療所の医師と定期的に医療連携の会や勉強会を開催して、患者さんを中心とした医療連携体制をとっています。病院内に患者支援・医療連携センターを開設しており、他の医療機関からの紹介はWebやFaxによる予約を行っています。
  • 中央診療部門CCUのページもご参照下さい。

診療成績 


外来・入院患者数  2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
新規入院患者数  1,156人 984人 1,069人 742人 779人
死亡患者数*  36人 40人 41人 37人 35人
外来患者数(初診)  1,707人 1,481人 1,371人 1,088人 1,135人
外来患者数(再診)  15,279人 14,160人 14,087人 12,397人 13,277人
救急患者数  781人 745人 540人 425人 455人
救急搬送患者数  629人 551人 431人 337人 368人
紹介患者数 653人 527人 585人 462人 451人
Fax予約患者数 370人 336人 387人 324人 328人

*死亡数は、院外心停止で搬送された方も含みます。


手術・検査名 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
心臓カテーテル検査 1,061件 862件 906件 639件 647件
冠動脈インターベンション 416件 305件 340件 252件 274件
(緊急症例) (170件) (143件) (153件) (109件) (138件)
アセチルコリン負荷試験 0件 5件 6件 8件 2件
カテーテルアブレーション 14件 21件 18件 11件 2件
ペースメーカー植込み術*,** 45件 46件 59件 39件 46件
ICD植込み術** 6件 9件 6件 4件 6件
S-ICD植込み術 2件 1件 5件 4件 1件
CRT-P/D植込み術** 9件 4件 5件 5件 10件
植込み型心電計植込み術 1件 4件 2件 9件 5件

S-ICD, 皮下植込み型除細動器
*データは循環器内科施行分の件数。心臓外科においても施行しております。
**ペースメーカー,ICD,CRT-P/Dは新規植え込み術,交換術の合計数です。
末梢動脈インターベンションは血管外科で施行しております。


検査名(1月~12月集計) 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
経胸壁心臓超音波(外来)* 4,090件 4,365件 4,730件 4,480件 4,663件
経食道心臓超音波(外来・病棟)**   43件 70件 56件
24時間心電図 1,110件 1,028件 1,134件 932件 947件
冠動脈CT 475件 362件 433件 322件 343件
負荷心筋シンチグラフィ 198件 204件 239件 221件 323件
心臓MRI 44件 54件 64件 49件 54件

* 病棟、術中施行分は除いております。
** 術中施行分は除いております。


診療情報


学会および資格(常勤医のみ)


学会名及び資格名 人数
日本循環器学会専門医 7名
日本内科学会認定医 7名
日本内科学会内科専門医(新制度) 1名

日本内科学会総合内科専門医

5名
日本内科学会指導医 5名
日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)専門医 3名
日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)認定医 2名
日本不整脈心電学会認定不整脈専門医 1名
日本周術期経食道心エコー認定委員会(JB-POT)資格 4名
厚労省臨床研修指導医 2名

施設認定


千葉県指定救命救急センター指定施設
日本内科学会指定研修施設
日本循環器学会指定研修施設
日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)指定研修施設
ロータブレーター治療認定施設
日本不整脈心電学会認定不整脈専門医研修施設
植込型除細動器(ICD)、両心室ペースメーカー(CRT)、両室ペーシング機能付き植込型除細動器(CRT-D)植込み認定施設
補助人工心臓治療関連学会協議会インペラ部会認定インペラ実施施設

スタッフ紹介


小武海 公明

診療部長

1990年 東京慈恵会医科大学卒 博士(医学)

東京慈恵会医科大学内科学講座循環器内科 准教授

日本内科学会認定医・総合内科専門医・指導医

日本循環器学会専門医・関東甲信越支部評議員

厚労省認定臨床研修指導医

専門分野:心不全

久保田 健之

診療医員

2000年 東京慈恵会医科大学卒

東京慈恵会医科大学内科学講座循環器内科 助教

日本内科学会認定医・総合内科専門医・指導医

日本循環器学会専門医

日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)専門医・指導医・関東甲信越支部運営委員

日本周術期経食道心エコー認定委員会(JB-POT)資格

厚労省認定臨床研修指導医

専門分野:虚血性心疾患

白崎 圭輔

診療医員

2006年 東京慈恵会医科大学卒

東京慈恵会医科大学内科学講座循環器内科 助教

日本内科学会認定医・総合内科専門医・指導医

日本循環器学会専門医

日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)専門医

専門分野:虚血性心疾患・心臓弁膜症

鳴井 亮介

診療医員

2006年 東京慈恵会医科大学卒 博士(医学)
東京慈恵会医科大学内科学講座循環器内科 助教
日本内科学会認定医・総合内科専門医・指導医
日本循環器学会専門医
日本不整脈心電学会認定不整脈専門医
専門分野:不整脈

吉田 律

診療医員

2008年 東京慈恵会医科大学卒

東京慈恵会医科大学内科学講座循環器内科 助教

日本内科学会認定医・指導医

日本循環器学会専門医

日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)認定医

専門分野:虚血性心疾患

木下 浩司
診療医員
2008年 東京慈恵会医科大学卒 博士(医学)
東京慈恵会医科大学内科学講座循環器内科 助教
日本内科学会認定医・総合内科専門医
日本循環器学会専門医
日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)専門医
専門分野:虚血性心疾患

福島 啓介

診療医員

2013年 東京慈恵会医科大学卒

東京慈恵会医科大学内科学講座循環器内科 助教

日本内科学会認定医

日本循環器学会専門医

日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)認定医

日本周術期経食道心エコー認定委員会(JB-POT)資格

山本 裕大

准診療医員

2016年 東京慈恵会医科大学卒

東京慈恵会医科大学内科学講座循環器内科 助教
日本内科学会内科専門医(新制度)
日本周術期経食道心エコー認定委員会(JB-POT)資格

新島 旭

准診療医員

2016年 東京慈恵会医科大学卒

東京慈恵会医科大学内科学講座循環器内科 助教

日本周術期経食道心エコー認定委員会(JB-POT)資格

松本 拓也

准診療医員

2017年 東京慈恵会医科大学卒
東京慈恵会医科大学内科学講座循環器内科 助教

加えて循環器内科レジデント,内科レジデント,研修医若干名

トピック

  • 2021年6月,インペラ(補助循環用ポンプカテーテル)施設に認定されました.
  • 2022年6月から,心房細動に対するカテーテルアブレーションを開始しました.
  • 2022年7月,前原医師に代わり,木下医師が着任致しました.引き続きよろしくお願い致します.日本心血管インターベンション治療学会の専門医が3人になりました.引き続き安全な治療を目指してまいります.
  • 2022年7月2日,新しい心血管撮影室に引っ越しました.
  • 心血管撮影室が完成し,今度はハイブリッド(カテーテル治療と手術の両者ができる)手術室が新設されます.
  • 今後カテーテルによる大動脈弁置換術が当院で施行できるよう,準備中です.
  • 医療連携枠(旧Fax予約枠)は月曜から土曜まで,枠数関係なく受付ております.お気軽にご紹介ください.金曜日は不整脈専門の連携枠です.

インペラ(補助循環用ポンプカテーテル)

 インペラは左心室に留置するカテーテルで,左心室から血液をくみ上げ,カテーテルの内腔を通して左心室を出たところ(上行大動脈)に血液を放出させるポンプです.PCPS((経皮的心肺補助装置)では,全身循環は維持できるものの,心臓への負荷を取ることはできません.インペラは左心室の負荷を減らし,かつ,全身循環を維持することが出来るため,心機能の改善にもつながります.インペラ使用例は,全例登録が義務付けられており,適正使用かどうかが監視されています.

 当院は救命救急センターであり,重症患者,特に心原性ショックの患者さんが多数搬送されます.既存の治療では救命できなかった患者さんを救うべく,この度インペラの導入に至りました.厳しい施設基準の要件を満たし, 2021年6月にインペラ施設に認定され,同月から使用を開始致しました.千葉県で認定されているのは9施設(2022年5月時点)のみです.

 インペラ使用により,左冠動脈主幹部の急性心筋梗塞の患者さんを救命することができた症例をお示しします.左冠動脈主幹部の高度狭窄病変(下図A)に対して,インペラ挿入により速やかに左心室の負荷をとり経皮的冠動脈インターベンション(PCI)を施行しました(下図B).左冠動脈主幹部は十分な拡張が得られました(下図C).後日待機的に残存病変にも治療を加え(下図D),無事に退院することが出来ました.

 

リンク


講座ホームページ https://jikei-cardiology.jp/


機器


循環器内科専用血管撮影室(2022年7月から運用)



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