栄養部

ご挨拶

皆様の「生きる力」を支える食のパートナーとして

私たち栄養部門は、「食」が持つ偉大な力を信じ、患者さん一人ひとりの「生きる力」と「回復への道のり」を支える大切な柱として、日々の業務に取り組んでおります。大学病院という高度な医療現場において、食事が単なるエネルギー源ではなく、治療の一環であり、心を満たす喜びであることを深く理解し、心のこもった栄養サポートを提供しています。

私たちが大切にする3つの温かい視点

1.「その人らしさ」を尊重した個別栄養ケア

病状、年齢、食習慣はもちろん、治療への思いや、退院後の生活の目標は、患者さんによって異なります。私たちは、画一的な食事提供ではなく、医師、看護師、薬剤師などの多職種と密に連携し、一人ひとりの声に耳を傾けながら、「今、この方にとって最善の食事・栄養プラン」を、きめ細やかに提案・実行してまいります。アレルギー対応や嚥下調整食はもちろん、最先端の知見に基づいた高度な栄養管理(NST活動など)を通じて、安全かつ効果的なサポートをお約束します。

2.回復を促す、美味しく温かい食事の提供

入院中の食事は、単調になりがちです。しかし、私たちが目指すのは、心と体がホッと安らぐ、「病院食を超えた豊かな食体験」です。旬の食材を取り入れた献立の工夫や、適温での提供、喫食率向上のための病棟でのきめ細かな対応を通して、「食事の時間が楽しみ」と感じていただけるよう、厨房スタッフ一丸となって心を込めて調理しております。

3.退院後の生活を見据えた「食の自立」支援

治療を終え、ご自宅に戻られた後の食生活こそが、健康維持の鍵となります。私たちは、入院中から退院後の食生活を具体的にイメージできるような、わかりやすい栄養指導を心がけています。病気と上手に付き合いながら、ご自身の「食べたい」という気持ちを大切にし、豊かな生活を送るための「食の知恵」を、皆様と共に育んでいきたいと考えております。

私たち栄養部門のスタッフ一同、患者さん、ご家族との温かいコミュニケーションを通じて、信頼関係を築き、皆様の笑顔につながる栄養サポートを続けてまいります。

栄養部課長:湯浅 愛

業務内容・特徴

給食業務

まごころ込めた料理の提供

季節感のある食材を使った行事食や地元柏市で育った野菜や果物を使用した「地産地消」への取り組み、手作りジャム、おやつ、疾患に配慮した料理など趣向を凝らした料理を提供しています。

  • 地産地消

焼きかぶのクリームソースがけ

  • 過去に提供した料理

SDGsへの取り組み

日本の食料自給率向上に貢献するため、米粉を取り入れたメニューの開発・提供をしています。また、野菜の皮なども加工して使用することで食品ロス削減にも取り組んでいます。

米粉の唐揚げ
米粉のクッキー
米粉入り蒸し羊羹
皮だけベジふりかけ

その他取り組みのご紹介

  • 個人対応

喫食向上、個別栄養管理のため必要に応じて実施しております。

  1. きざみ食

  2. ミキサー食

  3. アレルギー除去食

  4. その他

一口大きざみ(3cm)
きざみ(1cm)
細かいきざみ(みじん)
  • 出産お祝い膳
和食
洋食
  • 選択メニュー

朝食と夕食は、2種類のメニューの中からお好きな献立を選択していただきます。
※選択メニューは、一般治療食のうち、成人常食を召しあがっていらっしゃる患者さんを対象に毎日行っています。(行事食や正月期間等を除く)

献立

  • 授乳中の補食

出産後の授乳期に必要な栄養をしっかりとれるよう、15時に補食を提供しています。

※写真は提供する料理の一部です。
例)野菜とソーセージのキッシュ、パンプディングなど

臨床栄養業務

  • 栄養食事指導、食事内容の相談、チーム医療(各診療科カンファレンス、回診、NST)、栄養介入などを行っております。

  • 個人栄養食事指導(予約制)は、2階栄養指導室G5(正面玄関エスカレーター2階正面)で毎週月~土曜日(9~16時)で実施しております。

チーム医療

  1. NST

  2. 緩和

  3. 認知症

  4. 褥瘡

  5. 糖尿病、透析

  6. ICU

  7. 心臓リハビリテーション

栄養介入

  1. 食物アレルギー

  2. 全身麻酔手術の術前・術後

  3. 肺疾患

  4. 嚥下機能低下

  5. 各種がん