集中治療部(ICU)

ご挨拶

当院ICU(集中治療室)は、救急で搬送される重症症例や大手術後に高度な管理を要する症例を主に受け入れ、年間約1,000例の入室に対応しています。当院は救命救急センターを擁しており、地域の最重症患者を一手に引き受ける最後の砦として、安全かつ確実な集中治療の提供に努めております。私たちはチームとして、集中治療専門医を中心に、各専門診療科医師、看護師、薬剤師、栄養士、リハビリテーションスタッフ、臨床工学技士が密に連携し、多職種で24時間体制の診療を行い、患者さんにとって最善の医療を追求します。また、附属柏病院集中治療部は日本集中治療学会認定集中治療専門医施設となっており、院内外から集中治療を学びたい若手スタッフが集う教育の場としての役割も担っています。大学病院として科学的根拠に基づく臨床を軸に、教育機関としての人材育成と教育、学術機関として臨床に立脚した研究を推進し、患者様ならびに地域に信頼される集中治療提供チームを目指し、日々研鑽を重ねてまいります。

責任者 吉田 拓生

診療内容・専門分野

  • 慈恵医大柏病院のICUは計14床を有し、院内の最重症患者を一か所に集約し診療しております。
  • 救命救急センターを有し、多発外傷、重症感染症など3次救急経由の重症患者が入室します。他、一般病棟で重症化した内科疾患や大手術後などの患者の入室もあり、内科系、外科系問わない患者層となっています。
  • 近隣中規模病院からの重症患者の紹介も多く、院内だけでなく東葛地域全体のICUとしての役割も担っています。
  • 集中治療部専属医8名を軸とし、救急部、麻酔科の協力を得ながら診療しています。常時、救急レジデント、初期研修医の短期研修を受け入れています。
  • 集中治療部専属医が統括する多職種カンファレンス(医師、看護師、リハビリ、薬剤師、栄養士)を毎日実施しております。集中治療室の診療を支える全てのスタッフの知見を集約させながら患者予後の改善を目指しております。
  • 日本集中治療医学会集中治療専門医の認定研修施設です。未来の集中治療を担う人材の育成は当部門の至上命題です。
  • 日本集中治療医学会が運営する国内最大のICUデータベース事業JIPAD (Japanese Intensive care PAtient Database)に参画し、データ登録を行っています。

特色

集中治療は超急性期に特化した総合診療であり、医療に関する情報量も極めて多い現場です。よって、集中治療室では各診療スタッフの専門知識・技能だけならず、チーム全体として効率的かつ効果的な診療システムが求められます。柏病院ICUでは集中治療部専属医が、看護師、薬剤師、臨床工学技士、栄養士、理学療法士、リハビリ科医師、各主診療科医師など集中治療を担う全スタッフの中央に立ち、重症患者診療が円滑に進むよう日々調整しています。救急部が主診療科の場合は集中治療部専属医が第一で意思決定を行うclosed ICUの診療スタイルをとり、主診療科が救急部以外の場合は、主科と協議し補い合うsemi-closed ICUの診療スタイルとしています。
当診療部は、救急災害医学講座に所属し運営しています。

診療スタッフ

診療部長

吉田 拓生

診療医長

卯津羅 雅彦(兼務)、田中 由基子、幸野 真樹

診療医員

本間 智

その他

救急レジデント、初期研修医(自由選択)

実績

ICU入室症例数(年次推移)

2019年度  1,453例
2020年度  1,153例
2021年度  1,073例
2022年度  1,089例
2023年度  1,022例
2024年度  1,241例

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