ご挨拶
総合診療部は、「特定の臓器を専門としない 19 番目の専門科」として、わが国に設置された診療科です。専門性の高い各診療科(〇〇内科や△△外科)を横断し、より広範な機能をあわせもつことから「診療部」と名付けられておりますが、実際には、他の内科系診療科の一部として存在しております。
「総合診療部」の診療方針は、まさに、本学の学是を実践する、 “人を診る”ことに他なりません。つまり、性別・年齢だけでなく、個々の特性や環境事情も鑑み、時には、意識改革や行動変容といったアプローチの御案内など、その方の御希望に添えるような生活ができるよう、ナビゲーションをしてまいります。
診療内容・専門分野
柏病院においては高度の診療知識・技能に基づいた全人的医療の推進と実践を心がけています。そのためには、全身的かつ包括的診療と臓器別専門診療との一体化が満足される診療システムの構築が不可欠となります。
総合診療部は内科の中にあり、この目的のため以下に述べる信条のもと日常診療を行っています。
- 全人的医療の観点から、臓器にとらわれることなく患者さまの訴えに基づく診療(problem oriented medicine)を推進する。
- 臓器別専門診療科の特性を把握し、柏病院が擁する専門診療科との連携のもと、患者さまの病態に即した最適な医療を提供する。
- 柏地区医師会ならびに近隣の家庭医(かかりつけ医)との連携のもと、患者さまの状況にあわせた継続的な診療を行い、患者さま生涯にわたっての医療を提供する。
- 総合診療医を育成し、初期研修医ならびに専門診療医の教育課程としての総合診療研修の核となって総合診療教育を行う。
具体的には、現在多臓器にまたがる複合疾患や全身疾患の診断、治療、管理のほか、栄養部との連携のもと生活習慣に関連する疾患の治療、生活指導も行っています。
このような臓器別専門分野の枠を超えた診療の中で、治療方針の立った症例、生活療法を会得した症例は積極的に紹介された先生のもとに逆紹介して地区医療の推進に努める方針をとっています。
特色
東京慈恵会医科大学建学の精神であります「病気を診ずして病人を診よ」の理念に基づき、様々な疾患、病態を抱える方々を専門性にとらわれることなく全人的な見地で診療する場として総合診療部が柏病院においても平成12年4月に創設され、平成16年4月から内科の1部門として機能することになりました。
急性疾患が呈する複雑な初期病変からは罹病臓器の同定が必ずしも可能となるとは限らない症例もあります。慢性疾患においても我が国で進行しつつある高齢化社会のもとでは、一つの臓器に係わる疾病だけを罹病している方はむしろ少なく、それぞれの臓器にまたがる複数の疾病をもつ方々が多くなってきました。
このような症例の受け皿として、総合診療部では柏病院が擁する専門医との連携のもと包括的医療を展開しています。また、東葛医療圏において地域医療に邁進されておられる地元の先生方と柏病院との架け橋となり、病病連携、病診連携を推進したいと考えております。
さらに総合診療部では診療のほか、全人的医療を遂行できる医師を数多く東京慈恵会医科大学より輩出できるよう、基本的臨床技能の修得、EBM(evidence based medicine)の手法を用いた診療の習得を中心とした医学教育も行っております。
診療スタッフ
| 診療部長 | 海老原 孝枝 |
|---|---|
| 診療医長(兼任) | 吉田 博 |
※ご注意※
予約のない再診患者さんは、原則初再診外来医が担当となります。
線維筋痛症専門外来は終了しました。
老年症候群の診療に力を入れています。お困りの際はぜひご相談ください。
当科は病床を持っていないため、入院できません。
更新日:2026年4月1日現在
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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| 午前 | 【初再診外来】 |
海老原 孝枝 |
【初再診外来】 |
海老原 孝枝 |
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【初再診外来】 須田 憲男 |