助産師として周産期医療に
貢献していきたい

2013年度卒
大学教員 助産師

Q1 卒業後のキャリアについて教えてください。

大学の授業を通して助産師になりたいと思い、卒業後そのまま他学の大学院に進学しました。

大学院では、助産学や研究を学ぶだけでなく留学も経験し、同じ志の仲間と共にとても濃く充実した2年間を過ごしました。助産実習を通してハイリスク分娩や産科救急を学びたい、研究もできるジェネラリスト助産師になりたいと思い、修了後は総合周産期医療センターに助産師として就職しました。外来と病棟での勤務を通して、不妊治療や出生前診断、自然分娩や無痛分娩、院内助産や帝王切開、中期中絶や死産など、様々なケアに携わりました。その後、興味があった研究の道に進み、現在は大学で母性看護学の教員をしています。

Q2 慈恵医大看護学科の魅力は、何ですか?

本学は、医学科との共修授業、日本で一番長い看護教育の歴史を活かした教育・指導、少人数制教育という特徴があります。

医学科生と授業を共に受けることで、看護学と医学の視点と役割の違いや、共通の目標達成に向けた両者の連携を学ぶことができ、就職してからも活かすことができます。また、看護師として患者の生きる力を最大限に引き出す関わり方や、患者の身体に寄り添う姿勢をしっかりと学ぶことができ、数ある附属病院それぞれの強みを活かした実習を経験することができます。さらに、少人数制教育とバラエティーに富んだ教員の雰囲気の良さから、教員と学生の距離が適度に近く、良好な関係を築きながら充実した指導を受けることができます。その他、海外研修や部活動を通して、学生の時にしかできない経験を沢山することができます。

Q3 受験生へメッセージをお願いします。

私は、"生まれ変わっても助産師になりたい!!"と思うくらい助産師という仕事が大好きです。

お母さんと赤ちゃんの命を守り、そのご家族も支える役割があるため、豊富な知識と技術が必要になります。迅速な判断と対応、大きな責任も伴います。出産できることが当たり前ではないからこそ、無事に出産が終わり、お母さんになった女性と赤ちゃんを見ると、言葉では言い表せない幸せな気持ちと達成感を得ることができます。妊娠中や産後に葛藤する女性に寄り添うことにも、とてもやりがいを感じます。今後も、様々な形で助産師として周産期医療に貢献していきたいです。
皆さんも、大学で貪欲に学び貴重な経験を沢山して、自分なりの夢や目標を見つけましょう!教員はいつでも皆さんの味方ですし、どんな時も全力でサポートしてくれます!

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