患者・家族・医療者の立場で
物事を考え、学びを深められる

2年生

Q1 どのように受験勉強しましたか?

私は、塾に通っていなかったため、独自のやり方で勉強を進めていました。

数学は問題集を何周も解き直して、苦手な分野や問題を地道に失くすことに努めました。ただ答えが合うようにするのではなく、解答と照らし合わせて、この式を使っている理由は何か、自分の解き方でも正解なのかなどを考えて、ちょっとした疑問点も先生にすぐ質問することが重要だと思います。英語はとにかく英文をよく読むようにしていました。難しいものではなく、教科書で扱われているものや模試での長文を自分で構文を理解しながら読み解いていました。文法や単語の復習にもなるのでおすすめです。どの科目でも自分の苦手を把握してそれを克服していくことを目標に取り組んでいました。高校三年生の秋ぐらいから面接練習を学校の先生に依頼して行っていただきました。過去問は大学によりますが、平均的に5年分解いていました。過去問の数をこなすことも重要かもしれませんが、苦手の克服や基礎固めにもしっかり時間を割くことが大切です。また、一日でどのような勉強をするか手帳に細かく記載して、効率よく取り組めるように心がけていました。

Q2 どんな学生生活を送っていますか? 高校生活との違いは?

友達と学校帰りにショッピングをしたり、勉強と両立しながらバイトや部活に取り組み楽しく大学生活を送っています。

自分の興味のある分野の勉強になるので楽しいし、実習着に着替えた演習の授業の時には特にテンションが上がります。自分の意見を相手に伝えたり、相手の意見を聞いて学びを深めていったりするグループでの学修が多くなります。患者・家族・医療者など様々な立場にたって物事を考える機会もあり、多くの学びができます。高校の時と違って、レポート課題が多くなりますが、レポートの書き方も教えてくれるので、わからなくても大丈夫です。段々慣れてきて、タイピングも速くなりますよ。

Q3 受験生へメッセージをお願いします。

受験はつらいことももちろんありますが、頑張った分だけ嬉しいこともあります。

無理し過ぎず頑張ってください。他の人と比べずに、自分自身と向き合ってコツコツとできることに取り組んでほしいと思います。今までたくさん努力して上手くいったことも失敗したこともあるのではないでしょうか。ですが、今までやってきたことは絶対に無駄になりません。反省も大切ですが、反省して前向きに頑張ることはもっと大切です。適度に息抜きをしながら最後まで諦めずに頑張ってください。必死の努力をし、自分を信じて受験に立ち向かえば、どんな結果が出ようと、必ず自分にとって自信と誇りになるはずです。置かれた場所で精一杯自分を開花させてくださいね。心から応援しています。

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