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総合医科学研究センター

センター長 大橋 十也

センター長 大橋十也 ■沿革
 昭和40年(1965)以来、着々と整備され、研究成果を挙げて
きた共同利用研究施設は、平成7年(1995)に現在の総合医
科学研究セン ター(以下センター)に改組されました。
その後、センターはいく つかの研究所の併設、新しい部ならびに施設の設立など、時代の要求に合わせ て変遷を遂げ、現在、5つの支援部門、9つの研究部門、2つの研究所から構成されています。

■当センターの役割
 センターでは、大学の講座で代々引き継がれている特色ある基礎的研究に加えて、先端的、あるいは学際的医学研究を推進しているとともに学内の基礎、臨床講座の研究を支援しています。専任研究者やポスドクなどの期限付きスタッフ、基礎・臨床各講座の研究者、あるいは大学院生、学部学生などが日夜、精力的に研究ならびに研究支援を行っています。
 平成26年(2014)にセンターは本学の研究を推進するために大きく改組され、これで組織的にも、また場所的にも混在していた様々な機能が研究支援部門と研究部、研究所の3つに明確に分かれ、大学一号館にほぼ集約されました。

■支援部門
 研究支援部門は5つより成り、それらは基盤研究施設(分子細胞生物学)、基盤研究施設(分子遺伝学)、実験動物研究施設、アイソトープ実験研究施設そしてGMP対応細胞・ベクター産生施設であります。

 基盤研究施設(分子細胞生物学)では基礎、臨床講座の教員などが登録して共用機器を使用したり、研究スペースを使用したりしています。また試料の形態観察、あるいは生化学的分析を中心とした受託サービスを行い、学内施設の研究を支援しています。

 基盤研究施設(分子遺伝学)は通常のDNAシークエンサーに加え、次世代シークエンサーを2機有し、今後発展が予測される学内ゲノム研究をバックアップしています。

 実験動物研究施設では、小動物、大動物の飼育に対応するとともに、本邦でも数台しかない小動物用9テスラーMRI装置、小動物用CT、エコー、発光・蛍光イメージングシステムなどを有し最新の画像的評価を可能にしています。

 アイソトープ実験研究施設は引き続き学内の研究をバックアップし、かつアイソトープを用いる研究が安全に行われるよう万全の体制で管理されており、安心して効率のよい正確な実験を行うことができるように配慮されています。

 GMP対応細胞・ベクター産生施設はGMP準拠の細胞治療、遺伝子治療用の細胞、ベクターの産生が出来る施設であり、基礎研究より得られたシーズを臨床応用するための、トランスレーショナルリサーチを支えています。
現在、細胞治療の臨床プロトコールが3つ行われており、今後益々需要が増える事が予測されます。

■研究部門
 研究部門としては、遺伝子治療研究部、悪性腫瘍治療研究部、分子免疫学研究部、医用エンジニアリング研究部、神経科学研究部、薬物治療研究部、分子疫学研究部、臨床疫学研究部、再生医学研究部の9部門あり、それぞれ独自の研究を進めています。

 遺伝子治療研究部では遺伝性疾患、悪性腫瘍の遺伝子治療法の臨床応用を目指しています。以前、本学で行われた私学としては初めての肺癌を対象とした遺伝子治療の臨床研究にも参画しました。悪性腫瘍治療研究部は樹状細胞などを用いた癌の免疫療法の基礎ならびに臨床研究を行っており、膵臓癌、脳腫瘍の一部で著名な効果を上げています。

 分子免疫学研究部は基礎研究を続けて来たアレルギー緩和米の開発が臨床研究の段階になり、花粉症患者を対象にした臨床試験を開始しています。

 医用エンジニアリング研究室は脳血栓を超音波で溶解する方法を開発しており、非侵襲的なこの方法は高い評価を受けており、国の先端医療開発特区(スーパー特区)に指定されていました(平成21年(2009)より平成25年(2013))。これからも現在設立が検討されている附属病院の脳卒中センターの基礎研究部的位置づけで強力に臨床研究をバックアップする予定です。

 神経科学研究部では、脳幹を中心とする神経伝達の分子メカニズムの解明とともに疼痛のメカニズムを解明するなど、本学の神経科学研究の中心的存在となっています。平成25年(2013)には文科省の私立大学戦略的研究基盤形成支援業事(課題名:痛みの苦痛緩和を目指した集学的脳医科学研究拠点の形成)を獲得し痛みを基礎、臨床両面より研究する学内の横断的研究基盤の中心的存在となっています。

 薬物治療学研究室は、ヒトを対象とした臨床薬理学的研究を行っており、 GCPの運用と治験の倫理的、科学的な質の向上にも取り組んでいます。
また平成22年(2010)には、やはり私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(課題名:DNAマイクロアレイシステムを基盤としたエピゲノム臨床研究と分子標的薬リード創出)に採択され臨床疫学と分子生物学手法を融合した研究を分子疫学研究部とともに推し進めています。

 本学は豊富な臨床症例をもっているので、これを対象とした質の高い臨床疫学研究を行うことがこれからの医学や医療に必要と考え、臨床研究開発室を設けて、臨床疫学研究を振興してきました。平成21年(2009)から、臨床研究開発室は分子疫学研究部と臨床疫学研究部に発展的に分かれて、疫学研究の振興が図られています。疫学的手法を用いて脚気の病因を解明した学祖・高木兼寛の伝統を受け継ぎ、臨床疫学研究を振興したいとの考えからであります。
これらの研究部はクリニカルリサーチコースを開催し、学内外から受講希望者を募り、研究計画の立て方、生物統計学の実際などが学べるようになっており好評を博しています。
また、臨床疫学研究部では、臨床現場で働く医師の研究能力開発を目指しており、平成25年(2013)に採択された文科省の未来医療研究人材養成拠点形成事業(リサーチマインドを持った総合診療医の養成)で重要な役割を担っています。
3つの臨床研究関連研究部は平成26年(2014)に開設された臨床研究支援センターと協力のもと学内の臨床研究を推進する予定であります。

 再生医学研究部は平成23年(2011)に新設された部ですが神経系の外傷や変性疾患に対する新規治療法の開発を目標にした研究を行っており、遺伝子改変による霊長類モデル動物の作成や体性幹細胞・iPS細胞などを利用した疾患の病態研究、臓器再建技術の開発に力を入れています。

■研究所
 センター内には、高次元医用画像工学研究所と臨床医学研究所、2つの研究所があります。
 高次元医用画像工学研究所は国領キャンパス内にあり、種々の先端医療システムを開発し、人体動作の四次元解析や医用画像に関する研究開発を行っています。X線、CT、MRI、超音波などの二次元、三次元、あるいは四次元画像解析を行い、医学教育、外科手術、遠隔医療などに貢献しており、第三病院外科、整形外科、耳鼻科と共同で、新たな手術法の開発も行っています。
 臨床医学研究所は柏キャンパス内にあり、患者さん中心の医療が附属病院で実践できるように、臨床医学の研究を支援し、かつ、推進することを目的として柏病院に設置された。ここでは、隣接する柏病院の医師に研究の場を提供するとともに糖尿病のバイオマーカーに関する研究が行われている。東京大学、東京理科大学、癌センターなどの近隣施設との共同研究の発展も目指しています。



▼総合医科学研究センター紹介  
   
【研究部門】 【研究支援部門】
遺伝子治療研究部
悪性腫瘍治療研究部
分子免疫学研究部
医用エンジニアリング研究室
神経科学研究部
薬物治療学研究部
分子疫学研究部
臨床疫学研究部
再生医学研究部

基盤研究施設(分子遺伝学)
基盤研究施設(分子細胞生物学)
GMP対応施設
実験動物研究施設
アイソトープ実験研究施設
 
【研究所】
臨床医学研究所
高次元医用画像工学研究所

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